メインコンテンツへスキップ
  1. 記事/

設定ファイルからScalability設定を操作する

UnrealEngine UE5.1 Scalability
目次

Game や Editor が重いとき、Scalability 設定からレンダリング機能を調整して、パフォーマンスを上げることができます

今回はその Scalability 設定を設定ファイルで指定する方法についてです

Scalability とは
#

日本語訳だと「拡張性」という名前になっていますが、レンダリング品質を調整する機能です

https://docs.unrealengine.com/5.1/ja/scalability-reference-for-unreal-engine/

コンソールコマンドで実行
#

ランタイムで調節する場合、対応するコンソールコマンドを入力すれば、その場で品質調整ができます

Execute Console Command

ですが、コンフィグ画面を作るならまだしも、コレを雑にプログラム中に埋め込んでしまうと PrintString 並に見つけづらく、後々のトラブルになる可能性があります

設定ファイルから指定する
#

一括で設定するのであれば、設定ファイルに書き込みましょう

Config/DefaultEngine.ini に、下記のように書き込みます

[ConsoleVariables]
sg.PostProcessQuality=0

こうすると Editor 起動時や Game 起動時に反映されるようになります

参考資料
#

https://docs.unrealengine.com/5.1/ja/scalability-reference-for-unreal-engine/

https://docs.unrealengine.com/5.0/ja/scalability-and-device-profiles-in-lyra-sample-game-for-unreal-engine/

関連記事

TypePromotionについての考察
UnrealEngine UE5.1 TypePromotion C++ Blueprint
Android(Meta Quest2)でUnrealInsightを使う
UnrealEngine UE5.1 Mobile Android VR
PICO4をOpenXR準拠で開発する
UnrealEngine UE5.1 VR PICO4